2026/5/15
長く地方議員を続けてきて、
「結局、一番大事なのは何か」
そう考えたとき、私はまず、
「自分がつぶれないこと」
だと思っています。
議員の仕事は、不思議な仕事です。
手を抜こうと思えば、どこまでも手を抜けます。
極端に言えば、公務である議会に出席していれば、最低限の形にはなります。
しかし逆に、本気でやろうと思えば、際限なく仕事があります。
市民相談。
地域活動。
議会対応。
勉強会。
情報発信。
社会が動き続ける限り、新しい課題が次々と出てきます。
つまり、仕事が終わることがありません。
どこまで頑張っても、
「これで終わり」
という感覚にはならないのです。
私は、各地で、真面目な議員ほどつぶれていく姿を見てきました。
責任感が強い。
困っている人を放っておけない。
全部自分で何とかしようとする。
その結果、心や体を壊してしまう。
そんな事例を何度も見てきました。
人には限界があります。
能力にも、時間にも限界がある。
すべてに手を回すことはできません。
それでも真面目な人ほど、
「もっとやらなければ」
と思ってしまいます。
そして、心が病んでしまうほど頑張ってしまう。
私は、真面目な議員ほど、長く続けてほしいと思っています。
だからこそ、自分を守ることも大切なのだと思います。
自分の中で境界線を持つ。
できないことは、
「できない」
と割り切る。
それができなければ、この仕事は続けられません。
もちろん、
「もっとできたのではないか」
と思うことはあります。
それでも、自分がつぶれてしまったら、誰の役にも立てなくなります。
だから私は、完璧を目指しすぎないことも大切だと思っています。
頑張ることは大事です。
ですが、続けられなくなってしまえば意味がありません。
長く続けるために、自分を守る。
それもまた、地方議員に必要な力の一つなのだと思っています。
議員として活動を続ける中で、私は「政治家の発信」についても大きく変わってきたと感じています。
街頭演説。
チラシ。
そしてSNS。
時代とともに、政治の伝え方も変わってきました。
次回は、政治家とSNSについて感じることを書きたいと思います。
草加市議会議員
斉藤雄二

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