2026/5/20

兵庫県議会議員(神戸市長田区選出)こしだ浩矢です。
今回は、県議会公明党会派で訪問した愛知県豊明市の藤田医科大学への視察についてご報告いたします。同大学が推進する地域包括ケアの先進事例「豊明モデル」の現場と、未来の医療を支える最先端リハビリテーション機器の開発拠点を訪問し、これからの地域社会における医療・介護・福祉の融合のあり方を肌で感じてきました。
■「我が事・丸ごと」を体現する、地域包括ケア豊明モデル
まず足を運んだのは、地域包括ケア中核センターが主導する「けやきいきいきプロジェクト」です。
超高齢社会を迎え、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを最期まで続けるための仕組みづくりは、全国の自治体にとって共通の最重要課題です。その中で「豊明モデル」は、大学の持つ豊富な医療資源と、行政、そして地域住民ががっちりと手を組み、包括的な支援体制を構築している点が最大の特徴です。
センターでは、単なる相談窓口にとどまらず、多職種が日常的に連携し、お互いの顔が見える関係の中でスピーディーに課題解決にあたる仕組みが機能していました。まさに「我が事・丸ごと」の地域共生社会を具現化した素晴らしい取り組みであり、地元の地域づくりにも大いに取り入れられる仕組みであると感じました。
■ロボティクスが変える、リハビリテーションの未来
続いて、藤田医科大学病院リハビリテーション医学講座教授であり、ロボティクススマートホーム・活動支援機器研究実証センター長を務められている大高洋平教授を訪ねました。
大高教授のご案内のもと、病院内で実際に運用・開発されている最先端のリハビリテーション機器の様子を視察させていただきました。
驚かされたのは、最先端のロボット技術やデジタル技術が、医療の「現場」に完全に溶け込んでいる点です。患者様の動きを緻密に解析し、最適な負荷を自動で調整する歩行支援ロボットなど、従来のリハビリの概念を覆す機器が並んでいました。

大高教授からは、これらの機器が単なる「省力化の道具」ではなく、患者様の「自立したい」「もう一度歩きたい」という意欲を最大限に引き出し、より質の高い回復を促すための強力なパートナーであるという、大変熱い想いを伺いました。医療の最前線と研究・開発の現場が直結しているからこそ、臨床のニーズを捉えた画期的な機器が次々と生まれているのだと強く実感いたしました。

■視察を終えて:地域に還元すべき未来の絵図
今回の視察を通じて強く感じたことは、「人と技術の融合」こそが、これからの地域医療や福祉を維持・発展させる鍵になるということです。豊明モデルが示す温かい人のつながりと、大高教授らが推進する精緻な最先端テクノロジー。この両輪が揃って初めて、持続可能な地域社会をつくることができると思います。
今回学んだ多くの知見と刺激をしっかりと持ち帰り、兵庫県の医療・介護政策、そして地域包括ケアシステムのさらなるブラッシュアップに向けて、全力で生かしてまいります。
最後になりますが、お忙しい中、大変丁寧にご案内をいただきました大高洋平教授をはじめ、藤田医科大学の皆様に心より感謝申し上げます。
この記事をシェアする
コシダ ヒロヤ/57歳/男
ホーム>政党・政治家>こしだ 浩矢 (コシダ ヒロヤ)>藤田医科大学が進める介護モデルと最先端リハビリ機器について視察【長田区】兵庫県議会議員 こしだ浩矢