2026/6/5
災害からの復旧に欠かせない力があります。
それが、災害ボランティアです。
家屋の片づけ。
泥出し。
生活環境の回復。
そして、被災された方の不安や孤立を和らげること。
ボランティアの方々は、作業だけでなく、被災地に「一人ではない」という安心も届けてくれます。
2025年12月議会では、災害ボランティアの受け入れ体制について質問しました。
通告書では、受け入れ開始が8月18日となった理由、当初は市民限定で募集し、その後、県内、九州内へ拡大した判断基準、さらにマニュアルや訓練への反映について確認しています。
上天草市の災害ボランティアセンターは、8月15日に開所し、18日から受け入れを開始しました。
市の答弁では、被災地を直接訪問してニーズ調査を行い、マッチングの準備が必要だったため、18日開始になったとの説明でした。
また、当初は個人は市民、団体は県内事業所に限定して募集し、その後、依頼件数に対してボランティア登録人数が不足したことから、8月20日より九州内へ募集を拡大したとの答弁でした。
猛暑の中で対応された社会福祉協議会、民生委員、関係者の皆様には、本当に頭が下がります。
その上で、次に備えるなら、もっと早く動ける仕組みが必要です。
いつセンターを開くのか。
どの段階で受け入れを始めるのか。
募集対象をいつ広げるのか。
その判断を誰が、どの基準で行うのか。
災害が起きてから考えるのではなく、平時から決めておく必要があります。
市の答弁でも、災害ボランティアセンターマニュアルに基準があり、今後は定期的な訓練を行い、得られた知見を随時マニュアルに反映することが重要だとされました。
現在確認できる公開情報では、受け入れ基準や対象拡大の判断基準が新たに公表されたことまでは確認できません。
一方で、市の広報紙などでは、災害ボランティア活動の記録や役割が紹介されています。
記録に残すことは大切です。
でも、もっと大事なのは、次に早く動ける形にすることです。
これからの梅雨を前に、善意を早く、的確に生かす体制を整える。
それが、被災された方の暮らしを早く取り戻す力になります。

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ナニカワ マサヒコ/54歳/男
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