渡辺 ひろし ブログ

宮城県沖地震48年目

2026/6/12

本日6月12日は、昭和53年(1978年)の宮城県沖地震発災から48年目の日です。仙台市では毎年この日を「市民防災の日」と定め、防災訓練が行われています。
昭和53年6月12日17時14分、マグニチュード7.4(震度5)の地震が仙台市を直撃しました。死者16人、重軽傷者10,119人、住家の全半壊4,385戸、一部損壊86,010戸という甚大な被害をもたらしたこの地震は、当時の人口50万人以上の都市が初めて経験した「都市型地震」の典型と言われました。
被害の特徴として特に記憶されるのはブロック塀の倒壊です。死者16人のうち実に11人がブロック塀の下敷きになって命を落としました。また、急な屋外への飛び出しやガラス片・落下物による負傷者が市内で1万人を超えたほか、地盤条件による被害の偏り、そして電気・ガス・水道などライフラインへの甚大な打撃——とりわけガスの復旧には約1か月を要しました——が市民生活に長期的な影響を与えました。
あの日、私はまだ国会議員秘書として勤めていました。強い揺れが落ち着いた直後、当時運輸政務次官を務めておられた三塚博代議士の執務室へ事務所無事の連絡を入れることができました。しかしその直後、電話回線は途絶——それ以降の通信は完全に遮断されてしまいました。その緊迫した瞬間が今も鮮明に蘇ります。ビルの倒壊、団地の崩壊、火災の発生。仙台市民にとって前代未聞の惨事でした。
あの経験から多くの教訓が生まれ、法改正や自治体の防災体制づくりが積み重ねられてきました。しかし後の東日本大震災が示したように、いかに周到な計画を立てても、想定どおりには動けないことがある。だからこそ「備えを常に」を心に刻み、身の回りから一つひとつ対策を講じることが大切です。今日という日を、その決意を新たにする一日としたいと思います。

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著者

渡辺 ひろし

渡辺 ひろし

肩書 仙台市議会議員
党派・会派 自由民主党

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