2026/5/19
安中市議会議員のうさみ誠です。
岐阜県多治見市での濃密な視察に続き、本日、私が副委員長を務める「福祉民生常任委員会」の行政視察2日目が行われましたので報告をさせていただきます。
2日目の視察先として選定したのは、静岡県三島市です。安中市において「健康寿命の延伸」や「スポーツを活用した健康づくり」をいかに推進していくか、その具体的なヒントを得るため、「スマートウェルネスシティについて」をテーマに現地を視察してまいりました。

三島市がこの取り組みを始めたきっかけは、市長の「働く世代の健康づくりを本気で考える」という強い政策方針でした。そこで、筑波大学の久野譜也教授が提唱する「スマートウェルネスシティ(健幸都市)」構想を導入。ハード・ソフトの両面から市民が自然と健康になれるまちづくりをスタートさせました。
さらに、その意志を確固たるものにするため、令和7年3月には「スポーツ健幸都市宣言」を宣言。単に「病気にならない」という消極的な健康ではなく、スポーツや身体を動かすことを通じて、市民一人ひとりが生きがいを持ち、幸せに暮らせる「健幸」を目指しています。


三島市の取り組みで特に素晴らしいと感じたのは、「自然とまちを歩きたくなる」環境づくりです。 市内にある豊かな富士の湧水を活かした水辺の散策路や、美しい花々でまちを彩る取り組みを展開することで、市民が義務感からではなく、「心地いいから歩く」というライフスタイルを自然に選択できる仕掛けを作っています。
また、行政の健康づくりで最も難しいとされる「健康無関心層へのアプローチ」についても、実践的なアクションプランを策定して重点的に取り組んでいます。インセンティブ(仕組み)を工夫し、これまでスポーツや健康に関心の薄かった層を巻き込む科学的な実践は、大変刺激になりました。
そして驚くべきは、これらの取り組みが確実に「数字」としての成果に結びついている点です。 スマートウェルネスシティの取り組みを推進して以降、実際に後期高齢者医療費や国民健康保険(国保)の負担額が改善されています。
さらに、市民の健康寿命の延伸はもちろん、市民の幸福度もおおむね上昇傾向にあるほか、スポーツ実施率も全国平均を大きく上回っているとのことでした。健康施策が、地方財政の健全化と市民の幸せを両立させている最高の実証データです。
今回の2日間にわたる多治見市・三島市の視察は、どちらも安中市の抱える「医療」と「健康」の課題に直結する大変有意義なものとなりました。
この学びを机上の空論で終わらせないため、今月中には委員会で再び集まり、安中市への具体的な提言内容を含めた「視察報告書」の取りまとめを行います。

「あなたの一歩がつながるまちづくり」
皆さまがいつまでも健康で、笑顔で暮らせる安中市をつくるため、今回の先進事例をしっかりと市政にフィードバックしてまいります。多治見市議会、多治見市の皆さま、三島市議会、三島市の皆さまをはじめ、2日間の視察を支えてくださった関係各位に心より感謝申し上げます。
安中の未来を一歩先へ。これからも、うさみ誠の活動をよろしくお願いいたします!
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