2026/5/20
中学3年生のお子さんを持つ親御さんや、受験生の皆さんへ、今後の進路を大きく揺り動かす非常に重要なお知らせがあります。
日頃から、私は地域の方々や親御さんから、このような切実な声をたくさん聞いてきました。
「欠席が多いと内申書(調査書)が心配……。響いたら嫌だから、体調が悪くても無理して登校しなきゃ」
「ボランティアをやっておくと受験に有利になるらしいよ。だから無理にでもやったら!?」
「そもそも、この書類に性別の記載って本当に必要なの?」
こうした「評価されるためだけの無理」や「受験のための形式的な活動」に子どもたちが振り回されている現状を見るたびに、私は**「一体、何のための内申書なんだろう?」**と強い疑問を抱いていました。
子どもたちの置かれている環境の変化や多様性に、これまでの古い仕組みが追いついていない――。
そう確信した私は、徹底的な調査をもとに令和5年9月議会にて質問要望を行いました。他県の先進的な改革例も提示しながら、「今すぐ変わるべきだ」と強く要望したのです。

「変わらない教育委員会」への粘り強い訴え
しかし、長年続いてきた入試の慣習を変えるのは、想像以上に高い壁でした。
当初、教育委員会からは「これまでの考え方や体制を変えるのは、なかなか一筋縄ではいかない」といったニュアンスの、後ろ向きなコメントが返ってくることもありました。
それでも私は諦めませんでした。
機会があるごとに、**「時代に合わせた学習環境の変化や、多様性を鑑みた改革をしていかなければ、公立高校の未来はありませんよ」**と、強い危機感を持って粘り強く訴え続けました。
そして、その2年越しの想いと対話が、ついに大きな形となって具現化されました!
令和9年度入試(現在の中学3年生)から内申書が簡素化へ!
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さまざまな観点で改革を進めている愛知県の公立高校において、**現在の中学3年生が受験する「令和9年度入試」**から、内申書(調査書)の以下の項目が削除され、大幅に簡素化されることが決定いたしました。
・「欠席日数」項目の削除
(体調不良や様々な事情で学校に行けない時期があっても、それが不当に受験の足を引っ張ることはなくなります)
・「性別欄」の削除
(ジェンダー平等の観点、多様性を尊重する今の時代に合わせたアップデートです)
・「行動の記録」欄の削除
(形式的な評価にとらわれず、生徒の現在の頑張りや可能性を真っ直ぐに見つめます)
子どもたちが「自分らしく」挑戦できる愛知へ
今回の改革によって、「内申書のために無理をして学校に行く」「内申書のためにボランティアをする」といった、本末転倒なプレッシャーから子どもたちが解放されらことを願います。
学校を休まざるを得なかった生徒も、形式的な評価に悩んでいた生徒も、誰もが理不尽な仕組みに縛られることなく、自分の可能性を信じて次のステップへ挑戦できる環境が、ここ愛知県でようやく整います。
教育現場の「当たり前」を変えるには時間がかかります。しかし、現場の声を拾い上げ、声を上げ続ければ必ず変えられることを今回の件を通して実感しました。
これからも、子どもたちが生き生きと学び、自分らしく未来を切り拓いていける愛知県を目指して、現場の声を政策に反映させる活動に全力で取り組んでまいります!
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