2026/3/30
令和の玲!しもだ玲です。
宮崎県日向市の
議員報酬を巡る動きの報道が気になりました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/95a42366697fd76661d15ac6f2375c07dcb6613c?page=1
審議会が議員定数を半減(20→10)し、
報酬を1.7倍に引き上げる案を答申しましたが、
市議会側は「受け入れない」と判断したようです。
■日向市議会が反発した理由
議会側の主張はシンプルです。
「報酬を議論する審議会なのに、定数削減まで踏み込むのはおかしい!」
いわば“手続き論”としての違和感です。
この点自体は理解できます。
一方で、ここに大きな論点のズレがあります。
議会は「手続き」を重視しているのに対し、
市民が見ているのは「税金の使い方」です。
**手続きが正しいかだけでなく、内容が妥当かが問われている**
この視点が抜け落ちていないでしょうか。
■家計に例えると
この問題をシンプルに言うと、こうなります。
「1人あたりの生活費を上げる話だけして、家族の人数は見直さない家計」
普通に考えれば、
「それだと支出は増えるよね」
「人数も含めて考えるべきでは?」
ーーーとなりませんか?
■本質は“セットの議論”
議員報酬の議論も同じです。
・報酬=単価
・定数=人数
総コスト=単価 × 人数
つまり、
報酬だけ議論して定数に触れないのは、コスト議論として不完全です。
■改革としての視点
もちろん、
・定数削減が正しい
・報酬増が間違っている
と単純に結論づける話ではありません。
議会には多様な住民の声を反映する役割があります。
しかし同時に、
そのコストが妥当かを説明する責任もあります。
■見落としてはいけない「評価点」
今回の件で、賛否は分かれるにせよ、
一つ評価できる点があります。
それは、審議会の議事録が公開されていること!

実際にどのような議論が行われ、
どんな意見が出たのかが可視化されている。
これは非常に重要です。
■練馬区との対比で見える課題
一方で、私がいる練馬区では、
こうした審議会の議事録自体が作成されていないケースもあり、
**そもそもどんな議論が行われているのかが見えない**
という“ブラックボックス化”が続いています。
不透明な会議は、
どれだけ中身のある議論をしていたとしても、
記録がなければ、市民は評価も検証もできません。
これは議会・行政双方に共通する課題です。
■今回の違和感の正体
今回の対応は、
「手続きの正しさ」で議論を止めたとも見えます。
しかし市民から見れば、
「結局、全体のコスト議論は避けたのでは?」
という疑問が残ります。
■きちんと説明できる仕組み
議会改革で本当に必要なのは、手続きが正しいことだけでなく
市民に説明できる構造であることです。
さらに言えば、
議論の“中身”だけでなく、“見える化”も不可欠です。
報酬と定数は切り離せないテーマであり、
その議論は市民に開かれているべきもの。
この前提に立った改革こそ、
求められていると私は受け止めています。
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