2026/3/16
令和の玲!しもだ玲です。
報道・情報生番組『堀潤 Live Junction』にて、
物価高による“キャッシュレス決済離れ”について取り上げられていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3e92254551a56839bc481b40948725f399d00a2
■『逆行』に見える動きの正体
キャッシュレス決済をやめる店舗が増えている――。
一見すると、時代に逆行しているようにも見えます。
しかし実態は、
現場の経営判断として極めて合理的な動きです。
■物価高で変わる消費行動
物価高の影響により、消費者はより“価格”を重視するなっている様子。
・少しでも安い店を選ぶ
・ポイント還元を重視する
・無駄な支出を抑える
キャッシュレスは、こうしたニーズに応える手段として広がっています。
■店舗側にのしかかる“見えにくいコスト”
一方で、店舗側には別の現実があります。
それが、キャッシュレス決済に伴う手数料です。
決済ごとに発生する数%の手数料。
この負担は、特に中小店舗にとって無視できません。
■自治体ポイント還元という“もう一つの負担”
ここで見落としてはならないのが、
自治体によるキャッシュレスポイントの還元事業です。
一見すると、消費喚起や事業者支援の施策に見えますが、
実態としては、決済手数料という形で、事業者側に
一定の負担が発生している構造です。
たとえば、10%還元の裏側で、
対象となる決済額が増えれば増えるほど、
事業者はその分の手数料を支払うことになります。
売上は増えても、そのすべてが利益につながるわけではありません。
むしろ、利益率の低い業態ほど、
『売れるほど負担も増える』構造になりかねません。
このことは、
先般の練馬区議会補正予算質疑で議題に挙げ、区に訴えました。
https://ameblo.jp/ray-shimoda/entry-12959738330.html
■「便利さ」と「負担」のズレ
ここで見えてくるのは、構造的なズレです。
・消費者:便利でお得
・行政:利用促進・経済対策
・事業者:コスト負担が増加
つまり、
便利さの裏側のコストを事業者が担っている構造です。
■問われるのは“設計”
いま問われているのは、
『そのコストを誰がどう負担するのか』という設計です。
利便性だけでなく、持続可能性の観点から、
制度全体を見直す必要があると考えています。
私がいる練馬区は、
・地元の商店会連合会から、「やってくれてよかった」と意見が寄せられている。
・事業は任意で強制ではない。
ーーというスタンスで、事業者向けの支援はしないとのこと。
ここがポイントだろうと思っています。
“こう聞いて言います”は、恣意的な引用になりやすく、
"いや、私はこう聞きました"となれば、議論は平行線です。
必要なのは、個別に意見を聞くのではなく、
対象店舗の事業者の皆さんからヒアリングを行うなど、
“全体像を把握する"ことではないでしょうか。
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