2026/2/13
令和の玲!しもだ玲です。
練馬区議会の委員会で、
防災功労者・団体表彰についての報告を受けました。
地域防災に尽力されている方々を
称えること自体は、当然大切なことです。
しかし、制度を見ていくと、
**表彰が地域防災につながっているのか**
という点で、いくつかの課題が見えてきます。
■年数・役職重視で成果が見えにくい
現在の表彰は、活動年数や役職といった要素が
重視される傾向があります。
もちろん継続的な活動は重要ですが、
**どんな取り組みが地域防災に貢献したのか**
という具体的な成果が見えにくい点は課題です。
■従来型組織に偏っている
表彰対象は、町会・自治会などの従来型の地域組織に偏りがちです。
しかし、現代の防災は
・ 福祉
・ 医療
・ 子育て支援
・ 外国人支援
といった分野とも深く関わっています。
**多様な担い手を評価する視点**が、まだ十分とは言えません。
■区民の防災活動が可視化されていない
地域では、日常的に防災活動を続けている区民も多くいます。
しかし、そうした取り組みを評価・可視化する仕組みが弱く、
**活動が埋もれてしまっている**現状があります。
■表彰で終わり、知見が活かされていない
表彰制度は本来、
**優れた取り組みを共有する仕組み**でもあるはずです。
しかし現状では、表彰後に
・どんな工夫があったのか
・他地域でどう活かせるのか
といった**知見の共有が行われていません**
■発信不足で防災意識向上につながっていない
表彰された取り組みが、区民に広く知られているかというと、
残念ながらそうとは言えません。
本来であれば、
・成功事例の紹介
・活動の背景や工夫の発信
などを通じて、**区民全体の防災意識向上につなげるべき**です。
■表彰は「政策ツール」であるべき
防災功労表彰は、単なる**称揚制度**ではありません。
**地域防災の担い手を可視化し、次の行動につなげる政策ツール**
であるべきです。
だからこそ、
・成果の見える表彰
・多様な担い手の評価
・知見の共有と発信
こうした視点から、
**制度の実効性を高める見直し**を強く求めました。
表彰を“ゴール”にするのではなく、
地域防災を強くする**次のスタート**にする。
そのための制度にしていく必要が、あると感じています。
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