2026/2/11
令和の玲!しもだ玲です。
区議会の委員会で、ゲノム編集食品の表示義務化を
国に求める陳情(269人署名)について質疑を行いました。
食の安全に関わるテーマだけに関心も高く、
議論の前提を整理しておく必要があると感じました。

■SDN-1は検査で判別できない
ゲノム編集食品のうち、**SDN-1**と呼ばれるタイプは、
自然に起こる突然変異や従来の品種改良と最終的な産物が
同一になり得るとされています。
そのため、
・検査をしても区別ができない
・表示の真偽を科学的に確認する手段がない
という技術的な制約があります。
つまり、表示制度を作っても検証ができないという矛盾が
生まれる可能性があります。
■SDN-2・SDN-3は検査可能
一方で、**SDN-2・SDN-3**のように外来遺伝子が残るタイプは、
現在の制度では遺伝子組換え(GMO)食品として扱われています。
この場合は、
・検査で判別可能
・表示義務あり
という整理になっています。
■国際的には規制緩和の流れ
海外では、ゲノム編集食品について規制を緩和する動きも進んでいます。
その中で、日本だけが一律の表示義務化を行った場合、
非関税障壁と見なされる可能性も指摘されています。

つまり、国内制度だけではなく、国際的な制度との整合性も
議論のポイントになります。
■「危険」と「不安」は別物
今回の議論を通じて改めて感じたのは、
危険と不安は別物だということです。
危険 → 科学的知見で評価するもの
不安 → 社会としてどう向き合うかの問題
この二つを混同してしまうと、議論が噛み合わなくなります。

■冷静な議論が必要なテーマ
食の安全に関わるテーマだからこそ、
・科学的事実に基づく評価
・社会的な理解と合意形成
この両方が欠かせません。
感情だけでも、科学だけでも解決できない。その間をどう埋めていくのか。
今回の委員会質疑を通じて、改めて考えさせられるテーマでした。
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ホーム>政党・政治家>しもだ 玲 (シモダ レイ)>検査できないのに表示する?ゲノム編集食品をめぐる議論の矛盾