2026/3/11
令和の玲!しもだ玲です。
今日は、練馬区議会・予算委員会の最終日。
令和8年度練馬区予算案に賛成の立場で、
その理由と意見を議会で表明しました。

今回の予算には評価できる点も多くありますが、
同時に今後の区政運営に向けていくつかの課題も指摘しました。
ここでは、その要点をまとめます。
■評価した子育て施策の前進
今回の予算では、これまで要望してきた子育て施策が具体化しました。
・発達に不安のある子どもの早期発見体制の強化
・小1の壁対策としての「朝の居場所事業」モデル実施
・共同親権導入を見据えた支援体制の検討
・本庁舎の子育て窓口・待合スペースの拡充
子育て世帯が直面している現実に向き合った施策が
予算として形になったことは、前進として評価しました。
■子どもを地域で支える仕組みの強化
地域で子どもを支える仕組みとして、“ファミリーサポート事業”があります。

※練馬区公式HPより画像引用
現在、援助会員は286人・実稼働は253人と、地域の人的資源として大きな潜在力があります。
制度の周知にとどめるのではなく、
・養育里親家庭へのレスパイト支援
・地域の子育て支援ネットワークとの連携
・・・など、具体的な支援機能としての活用を検討すべき段階に来ていると指摘しました。
■ケアリーバー支援の課題
社会的養護を経験した若者、いわゆる“ケアリーバー支援"についても課題があります。
措置権は東京都にある一方、
退所後の住居・就労・生活支援は区の複数部局に分散しています。
特に18歳前後は,
・施設退所
・進学
・就労
・住居確保
などが重なる支援が途切れやすい転換期です。
そのため、
・主幹課を明確にすること
・横断的なケース管理体制を制度として整備すること
を求めました。
■子どもの安全を担う仕事の処遇
「朝の居場所事業」は、登校前の子どもたちの安全を見守る重要な取組みです。
しかし、運営に携わる担い手の処遇については課題があります。
現在の条件では、時給1300円とされています。
子どもの安全を担う仕事には、
・時間
・覚悟
・責任
が伴います。その責任に見合った対価が必要であり、持続可能な体制設計を求めました。
■区政運営における事業の見直し
予算審議では、既存事業の見直しについても指摘しました。
・年/約5500万円の赤字が続く『ねりまタウンサイクル』
・稼働率30%台で、年/約2700万円で、民間借用の『自転車集積所』
こうした事業については、効果とコストを踏まえた見直しを進めるべきと提案しています。
■予算審議で感じた「成果指標」の弱さ
今回の審議を通じて強く感じたのは、
“多くの事業で成果指標が弱い”ことです。
様々な質疑で区から示されるのは
・参加人数
・実施回数
など、『何をしたか』(アウトプット)が中心です。
しかし本来問うべきなのは、
『その結果、区民生活がどう変わったのか』
という成果(アウトカム)です。
指標が定められていなければ、
・事業を続けるべきか
・見直すべきか
の判断もできません。
■やっている感ではなく、取れている実

行政は時に、「何をやっているか」を説明することに力が注がれがちです。
しかし区民が求めているのは、
『やっている感ではなく、取れている実』です。
税金は未来への投資です。
その投資が確かな成果として、区民生活に還元される区政運営を期待する。
ーー今回の私の予算案に対する意見は以上です。
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