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提言して終わり?練馬子ども議会に欠けていた“いちばん大事なこと”

2026/2/6

令和の玲!しもだ玲です。

来週から始まる各委員会質疑に向け、

準備が本格化しています。




 

ひとり会派(議会内のグループのこと)は、
質疑の順番が後半になります。

そのため、前半グループの質疑と内容が重複しやすく、
10倍以上(10人以上後の順番)と、
広く・深く調査をしなければなりません。

今日は、練馬区の青少年施策について、
本会議の前後の時間を使って調べていました。

■練馬子ども議会とは何か
当区では、
“夏休みを活用し、中学生を対象”とした
「練馬子ども議会」を開催しています。



※練馬区公式HPより画像引用

目的は、
・中学生が日頃疑問に思っていることを表明し、  区政に反映させる機会をつくること。
・議会や選挙などの仕組みを学び、  区政への関心を高めること。

区内各中学校から集まった生徒さんたちは、
取材 → 問題提起 → 議論 → 提言と、
実際の議会と同じプロセスを体験します。

この提言がまた非常に鋭い。
かつては、
“小学校へのWi-Fi整備”
“フィルタリング規制の緩和”
を提案する根拠にもなり、実際に区が実行した事例もあります。

■子ども議員からの率直すぎる意見

※令和7年度練馬子ども議会報告書より画像引用

参加した生徒へのアンケートでは、次のような声が上がっていました。
 ①子ども提言発表会が形式的だった
 ②会場移動が多いので、減らしてほしい

…どれも、大人側がドキッとする正直な意見。

①について、議事進行の意味が生徒に十分伝わっていないこと。
②について、本会議場と全体協議の場を統一している先進議会もあること。

こうした疑問に対して、
区議会事務局が即レスできる体制をとるべきでしょう。
正直、もったいない。

■「報告書」はあるのに、「報告」がない違和感
一方で、もっと気になった点があります。

それは、
“生徒たちは参加して終わり”という、一過性の体験になっていたこと。

貴重な体験を通じて区政への関心は高まる。
しかし、その後がない。
関心を持ち続けるための仕組みが、区にはありませんでした。

当事業の目的には、
"区政に反映させる機会"とうたわれています。

にもかかわらず、生徒からの提案に対して、
『区がその後どう対応し、どう反映したのか』
というフィードバックが、生徒本人たちに行われていなかったのです。

つまり、
「問題提起したけど、言って終わり」という構造になっていました。

■予算委員会での指摘と、ようやくの改善
この点について、
“令和4年3月の予算委員会”で、
 ・生徒からの問題提起の反映状況を確認
 ・フィードバックが行われていない点の指摘

行いました。その結果、
“令和6年度の報告書から”
過去の提案に対する区の取り組み状況が記載されるようになりました。



※令和7年度練馬子ども議会報告書より画像引用
 

子どもたちの意見が、行政に届いているのか。
形になっているのかーーー

それをきちんと伝えることは、
“関心を高め続けるための大切な要素”です。

■そして、練馬区あるある
ちなみに。
私が指摘した「報告書への記載を改善した」
という件について、区からの報告は一切ありませんでした。

区長の提出議案に一つでも反対すると、
こうした区政情報の提供が途端になくなる傾向があるのは、
“練馬区あるある”です。

笑えないけど。

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著者

しもだ 玲

しもだ 玲

選挙 練馬区議会議員選挙 (2023/04/23) [当選] 3,819 票
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肩書 練馬区議会議員
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