2026/5/19
ここ数日、報道を見ていて、
ふと頭に浮かぶことがあります。
「これ、本当に誰も止めなかったのか?」
もちろん、議論もされているはずです。
多数決で決まる以上、正式なプロセスも踏んでいる。
それでも、ときどき不思議に感じることがあります。
たとえば、物価高や保険料の負担に苦しむ声が増えていること。
中小零細企業への支援が届いていないこと。
あるいは、過去に住民投票で否決されたテーマに、再び大きなエネルギーが注がれていること。
その一つひとつに賛成か反対か、という話ではありません。
ただ、現場感覚で見ると、
「今いちばん優先するべきことは何か?」
をもっと議論してもいいのではないかと思うのです。
現場では、優先順位を間違えると見落としが出てしまったり、
結果的に作業完了まで遠回りしてしまい、納期遅延などの問題が生まれるため、
違和感があれば誰かが声を上げます。
この優先順位は妥当か。
リスクはないか。
後から困る人はいないか。
なぜなら、一度動き出したものを修正する大変さを知っているからです。
でも政治の世界では、ときどき
“止めること”そのものが悪いことのように見える瞬間があります。
前に進む力は大事です。
ただ、車でも自転車でも、本当に必要なのは、
「進む力(アクセル)」ではなく、
「止まる力(ブレーキ)」であるはずです。
議員の役割は、賛成し行政の後押しをすることだけではありません。
一度立ち止まって、本当に今それが必要なのかを考え、その答えを主権者へ説明を尽くすこと。
その積み重ねが、本来の議会によるチェック機能につながるのだと思います。
あの日感じた
「なぜ誰も止めなかったのか」という違和感を、
私はまだ忘れていません。
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ナカガワ タカユキ/47歳/男
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