2026/5/20
本日13日から15日まで、
産業厚生常任委員会の管外視察です。
【1日目】愛媛県 松山市
ごみ減量・リサイクルの取り組み
【2日目】島根県 美郷町
「美郷バレー構想」について
【3日目】岡山県 総社市
障がい者雇用の取り組みについて
それぞれの分野で先進的な取り組みを行っている自治体を視察し、
南あわじ市に活かせるヒントや課題などを、しっかり学んできたいと思います。
【松山市視察レポート】
~ごみ減量・資源循環の取り組みから見えた“市民文化”~
今回、松山市 のごみ減量・資源循環に関する取り組みについて調査・視察を行いました。
松山市は、
人口50万人以上の自治体の中で、
1人1日あたりの家庭ごみ排出量が全国最少クラスを維持しており、
環境省の調査でも「人口50万人以上の都市の中で最も家庭ごみ排出量が少ない自治体」として、9年連続全国1位となっているとのことでした。
これは単年度の成果ではなく、
長年にわたり、
・市民啓発
・学校教育
・地域連携
・分別徹底
・食品ロス削減
などを積み重ねてきた結果であり、
まさに“市民文化として根付いている”ことが大きな特徴だと感じました。
特に印象的だったのは、
単に「分別ルールが厳しい」ということではなく、
・教育
・地域連携
・地道な啓発
・習慣化
・市民意識
これらを長年積み重ね、
“ごみ減量が文化として根付いている”点でした。
■ 小学校からの環境教育
松山市では、
小学校4年生で「3R(リデュース・リユース・リサイクル)」やごみ分別について学びます。
「小さい頃から、
ごみ分別やごみ減量を当たり前として学ぶ」
この積み重ねが、
大人になった時の市民意識に繋がっていると感じました。
■ 8種類11分別の徹底
松山市では、
現在「8種類11分別」を実施。
分別ルールが変更された際には、
清掃課職員が地域へ出向き、
説明会を実施しているとのことでした。
さらに、
分別ミスがあった場合は、
「違っています」
と理由を書いたシールを貼り、
回収せずに啓発を行うとのこと。
単なる回収ではなく、
“市民と一緒にルールを育てていく姿勢”を感じました。
■ 地域コミュニティとの連携
・まつやまクリーンアップ推進員
・地域協力員
などの制度もあり、
地域ぐるみで啓発活動を実施。
行政だけではなく、
地域全体で支える仕組みづくりが行われていました。
■ “今日からできる”食品ロス対策
特に印象的だったのは、
難しい啓発ではなく、
「今日からできること」
に絞っている点です。
例えば、
「毎週金曜日は冷蔵庫チェックの日」として、
・冷蔵庫の在庫確認
・賞味期限・消費期限確認
・買い物前の在庫確認
を市民へ呼びかけています。
また、
・野菜保存方法
・わかりやすいレシピ
・買いすぎ防止
など、
“すぐ実践できる啓発”に重点を置いていました。
今回の視察を通して感じたのは、
大規模な設備投資だけではなく、
・教育
・啓発
・地域との連携
・習慣化
こうした“ソフト面”への継続投資も、ごみ減量には非常に重要であるということです。
また、
ごみ減量は、
・焼却費削減
・運搬費削減
・最終処分費削減
・CO₂削減
など、
財政面・環境面双方にも繋がります。
9年連続全国1位という結果も、
特別な魔法のような施策ではなく、
「市民一人ひとりの日々の行動」と
「行政の地道な積み重ね」
この両方が噛み合った結果であると強く感じました。
南あわじ市としても、
地域性に合った形で、
・子どもへの環境教育
・食品ロス対策
・地域啓発
・市民参加型の取り組み
などをさらに研究していく必要性を感じました。



この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>山野 よしたか (ヤマノ ヨシタカ)>管外視察