2026/5/19
今日は第25次東京都観光事業審議会に委員として出席しました。
現行の「PRIME観光都市・東京 東京都観光産業振興実行プラン2024-2026」が令和8年度までの計画であることから、来年度以降の新たな観光産業振興プランの策定に向けての審議会です。
東京を訪れる外国人旅行者数や消費額は過去最高を更新し、インバウンド需要は力強く回復しています。一方で、日本人の国内旅行者数は、全国ベースではコロナ前の9割程度にとどまっているとのことで、インバウンドだけでなく国内旅行の回復も重要な論点です。
審議会では、オーバーツーリズムや民泊による住民生活との軋轢、MICE誘致、危機管理、観光人材の育成、バリアフリー、国内旅行の回復など、幅広い意見が出されました。
・免税ショッピングは2024年にヨーロッパの国々を抑えて日本が1位に。ブランディングに戦略的に活用していくべき
・観光人材育成講座の受講生には中高年層も多く、リゾート地だけでなく東京の観光現場でも活躍してもらえることが大切
など興味深いお話も。
私からは、主に3点について意見を述べました。
①リピーターを有名観光地以外の地域回遊につなげる視点。
2024年の都調査では、訪都外国人のうち2回以上東京を訪れているリピーターは48.7%とされ、初訪都の方とほぼ半々です。今後は、リピーターをまだ十分に知られていない地域へつなげ、滞在・消費・再訪につなげることが重要だと考えます。
そのためには、デジタルマーケティングを単なる発信強化にとどめず、旅行者のリアルなカスタマージャーニーを把握することが必要です。
最近では、コンビニのたまごサンドのように、日本人にとっては日常的なものが、SNSや口コミを通じて外国人旅行者にとって魅力的な体験として広がることもあります。旅行者側から生まれる関心や流行を捉え、新たな観光資源として磨き上げていく視点も重要です。
②アクセシブル・ツーリズム、バリアフリーの視点。
日々バギーで息子とおでかけするため、移動や外出のしやすさが本人や家族の行動範囲を大きく左右することを日々実感しています。
東京は公共交通のバリアフリー化が進んでいますが、観光では、施設だけでなく、駅から観光施設、飲食店、宿泊施設、トイレ、休憩場所まで、旅全体の動線として安心して移動できるかが重要です。
③観光と住民生活との調和。
混雑、ごみ、マナー、騒音などの負担は住民に見えやすい一方、観光による地域経済への効果や税収、宿泊税がどう使われ、地域にどう還元されているのかは見えにくい面があります。
宿泊税の見直しのタイミングでもある今、受入環境整備などに地域課題の解決にどうつながっているのか、地域への経済効果などどの程度あるのかなど住民にも分かる形で示すことが大切です。
観光施設やサービスにおける価格設定、いわゆる二重価格も含め、観光に伴う追加的な負担をどう分かち合い、地域へ還元していくのかという視点も必要だと考えます。
JR東海にいた時に学んだ、目的地の魅力を磨き「そこに行きたい」と思っていただくことが交通利用や地域経済につながるという視点や、博報堂でマーケティングに携わった経験から、来訪者の行動や情報接点を丁寧に捉え、SNS起点の流行も取り入れながら発信していく視点など、これまでの経験も生かしながら、東京が観光客にも都民にも選ばれる、やさしい観光都市となるよう、引き続き取り組んでまいります🙌
散らかりまくっていた控室がやや散らかり、くらいになりました笑
まとまった時間をとって一気に片付けたい…
#しのはらりか
#東京都議会議員 #品川区 #無所属
#東京品川からやさしい未来を


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