2026/5/20
子どもの事故予防地方議員連盟の視察で、福島県郡山市・福島市へ行ってきました。
今回のテーマは、
① セーフコミュニティの取り組み
② 子育て環境整備促進(ベビーファースト)事業
③ Child Death Review(予防のための子どもの死亡検証)
について。
以下に、それぞれの学びをまとめます。
乳幼児自身が事故を防ぐことは不可能であり、
政治・行政に関わる大人が、先回りして事故を予防する環境を整備することが極めて重要です。
子どもたちが安心して育つことのできる地域づくりへ。
今回の学びを、所沢市でも活かしていきます。
---
① セーフコミュニティの取組み
(郡山市 市民部・セーフコミュニティ課)
郡山市では、
「交通安全」「子どもの安全」「高齢者の安全」「自殺予防」「防犯」「防災」の6分野を重点課題として、
行政・市民・警察・消防・学校・企業などが連携し、データに基づいた対策を進めています。
特に印象的だったのは、
・事故データの分析
・ヒヤリハット調査
・事故多発交差点へのドットライン設置
など、“啓発だけで終わらせない”取組み。
「起きてから対応する」のではなく、
“未然に防ぐ”という視点は、
所沢市の子ども政策、防災、高齢者支援、通学路安全などにも活かせる重要な考え方だと感じました。
---
② 子育て環境整備促進(ベビーファースト)事業
(郡山市 こども部・こども総務企画課)
印象的だったのは、
“無償化”だけではなく、
「まち全体で子育てを応援する」
という姿勢です。
郡山市では、
・授乳・おむつ交換スペース整備支援
・子ども食堂ネットワーク
・地域ぐるみの子育て支援
・若者支援
・事故予防啓発
などを、行政・企業・地域が一体となって推進。
「地域に応援されていると感じる」
という声にもつながっているとのことでした。
子ども政策は、
制度だけでなく、
“このまちは子育てを歓迎している”
という空気づくりも大切だと改めて感じました。
---
③ チャイルド・デス・レビュー(CDR)について
(福島県 こども未来局・子育て支援課)
CDRとは、子どもの死亡事例を検証し、
「防ぐことができた死」を減らしていく取り組みです。
福島県では全国でも早期からモデル事業に参加し、
医療・教育・福祉・行政などが連携して検証を行っています。
視察を通じて強く感じたのは、
事故や病気だけでなく、
子どもの孤立や自殺、家庭環境など、
“子どもの命を社会全体で守る視点”
の重要性でした。
一方で、
・遺族同意の難しさ
・警察情報との連携
・グリーフケア
など、制度化に向けた大きな課題も学びました。
「亡くなった後の検証」を、
「次の命を守る仕組み」へ。
非常に重要な取り組みだと感じました。
#子どもの事故予防 #セーフコミュニティ #CDR #ベビーファースト #所沢市






この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>かんべ 鉄郎 (カンベ テツロウ)>子どもの事故予防地方議員連盟の視察!