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【東京都】はしか患者が急増。接触者向けワクチン緊急接種が本日5月18日から始まります【多摩市】

2026/5/18

多摩市政に挑戦予定の保坂ゆうまです。

東京都内で、麻しん(はしか)の感染が急速に広がっています。東京都感染症情報センターが5月14日に更新した資料では、2026年に入ってからの麻しん報告数が大きく増加しており、都が同日に公表した注意喚起リーフレットでは、5月10日時点で234件30代までの患者が全体の9割弱と説明されています。さらに東京都の5月15日の発表・知事会見では、5月14日時点で239人に達し、過去10年間で最多とされています。

こうした感染拡大を受け東京都は、麻しん患者との接触者を対象にしたワクチンの緊急接種事業を本日5月18日から開始します。感染拡大を抑えるための、重要な対応です。

5月18日から始まる「緊急接種」とは

今回の緊急接種は誰でも自由に申し込んで受けられる制度ではありません。麻しん患者と接触した方のうち、保健所が必要と判断した方が対象です。

東京都の発表内容では主な対象は次のように整理されています。

項目 内容
対象 麻しん患者との接触者
条件 接触から72時間以内、麻しんの罹患歴が確認できず、予防接種歴が0回・1回・不明等の方
判断 保健所が接触者調査を行い、必要性を判断
費用 無料
開始 2026年5月18日(月)
実施場所 都内の感染症指定医療機関等8病院から開始し、順次拡大予定

厚生労働省のガイドラインでも麻しん患者との接触から72時間以内であれば、ワクチン接種により発症を予防できる可能性があるとされています。
時間との勝負になるため、保健所の調査と医療機関の受け入れ体制を迅速につなぐことが重要です。

保健所から連絡があった場合は、落ち着いて協力を

東京都健康安全研究センターは、麻しんが疑われる事例では保健所による調査・検査・健康観察等が行われると説明しています。また、保健所から連絡が来た場合に協力することで早期発見・治療につながるだけでなく、必要時には緊急接種の対象になる場合もあるとしています。

今回の緊急接種事業はまさにこの保健所の接触者調査と連動する対策です。「自分は大丈夫だろう」と自己判断せず、保健所から案内があった場合は、内容を確認し、必要な調査や接種の検討に協力することが大切です。

はしかは、手洗いやマスクだけでは防ぎきれません

厚生労働省は麻しんについて、

  • 感染力が非常に強い
  • 免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症する
  • 空気感染・飛まつ感染・接触感染で広がる
  • 手洗いやマスクだけでは十分に予防できず、最も有効な予防法はワクチン接種である

と説明しています。

症状としては、感染後およそ10日程度で発熱、咳、鼻水、目の充血などの風邪のような症状が現れ、その後高熱と発疹に進むことがあります。肺炎や脳炎などの重い合併症を起こす場合もあり、決して「ただの発疹の病気」ではありません。

ワクチン接種歴の確認を

東京都のリーフレットでは2024年の都内定期予防接種率が、第1期94.5%、第2期90.4%で、集団免疫の目安とされる95%に届いていないと説明されています。

また、国立健康危機管理研究機構(JIHS)の分析では2026年の麻しん報告例について、6歳以上の症例では接種歴不明が多く、典型的な麻しんでは接種歴なしの症例が多いことが示されています。ご自身やご家族の接種歴について、母子健康手帳や記録で確認することが大切です。

麻しんが疑われる場合は、受診前に必ず電話を

東京都や多摩市は麻しんが疑われる症状がある場合、直接医療機関へ行くのではなく、まず電話で相談してから受診することを呼びかけています。
また、外出をできるだけ控え、公共交通機関の利用も避けるよう案内しています。これは、医療機関の待合室や公共交通機関で、他の方へ感染を広げることを防ぐためです。
発熱、発しん、咳、鼻水、目の充血などがあり、「もしかして」と思った場合は、まず電話!ここは徹底したいところです。

多摩市民として、今確認したい3点

今回の東京都の対応を受け、私たちが確認したいのは次の3点です。

1. 接種歴を確認する

麻しん・風しん混合(MR)ワクチンを2回接種しているか、母子健康手帳などで確認しましょう。接種歴が不明な場合や不安がある場合は、医療機関へ相談を。

2. 症状があれば、受診前に電話する

発熱や発しんなどで麻しんが疑われる場合、直接受診せず、事前に医療機関へ電話で相談してください。公共交通機関の利用も控える必要があります。

3. 保健所から連絡が来たら協力する

患者との接触が疑われる場合、保健所から調査や健康観察の連絡が入ることがあります。緊急接種につながる場合もあるため、落ち着いて協力することが大切です。

私の考え:感染症情報こそ「早く、正確に、分かりやすく」

今回の東京都の緊急接種開始は、感染拡大を抑えるために重要な一手です。
一方で、市民の立場からすれば、

  • 何が起きているのか
  • 自分は何をすべきなのか
  • どこに相談すればよいのか

が、短時間で分かることが非常に大切です。

感染症対応は、行政・保健所・医療機関だけのものではありません。正確な情報が早く届き、市民が適切に行動できることで、地域全体の被害を抑えることにつながります。私はこれからも、国・東京都・多摩市の公式情報を確認しながら、暮らしと命に直結する情報を、できるだけ分かりやすく整理して発信していきたいと考えています。

【参考資料】

【東京都感染症情報センター】
麻しん Measles

麻しんの流行状況(東京都2026年)

感染症ひとくち情報「麻しん(はしか)に注意!」

【東京都】
麻しん患者の接触者へのワクチン緊急接種事業を開始

【厚生労働省】
麻しん(はしか)

麻しん発生時対応ガイドライン

【国立健康危機管理研究機構(JIHS)】
IDWR 2026年第14号<注目すべき感染症> 麻しん

【多摩市】
麻しん(はしか)について

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