2026/5/20

【行政視察報告:愛知県豊橋市「ココエール」へ】
大分市議会厚生常任委員会にて、愛知県豊橋市の子ども若者総合相談センター、通称「ココエール」を視察しました。私たちの街の次世代支援・虐待防止策をさらに強化するための、大変学びの多い視察となりました。
💡 ココエールのここがすごい!
最大の特徴は、0歳から39歳までの相談にワンストップ・一元的に対応している点です。
通常、行政の窓口は「子育て」「教育」「ひきこもり・若者」と縦割りになりがちですが、豊橋市では児童福祉法に基づくセンターと、子ども・若者育成支援推進法に基づくセンターをドッキングさせ、一つの拠点で切れ目のない支援を行っています。
平日は夜19時まで、土日も開所しており、仕事を持つ保護者や、学校・仕事帰りの若者も相談しやすい体制(なんと初期の4倍の職員数に強化!)が整えられています。
⚠️ 強固な体制の背景にある「痛切な教訓」
豊橋市がここまで徹底した情報一元化と体制強化に舵を切った背景には、平成24年に起きた4歳女児のネグレクト死亡事件という、非常に痛ましい過去があります。
当時、保健師も学校の教員も、それぞれ「健診に来ない」「学校に来ない」と家庭訪問を重ねていましたが、家族が別の場所に隠れて暮らしていたため会えずにいました。一方で、父親は児童手当の受け取りに役所へ来ていたのです。
「会えない」という危機情報が各部局で共有されていなかった縦割りの弊害が、最悪の結果を招いてしまいました。
この教訓から、豊橋市では「乳幼児健診未受診者の確実な目視確認」を徹底し、行政内の全データを一元化して、二度と悲劇を繰り返さないための拠点としてこのセンターを整備しました。
今後の大分市の事業への活かし方
1️⃣ 18歳・成人という「年齢の壁」で支援を途切れさせない仕組みづくり
2️⃣ 健診未受診、未就学など「会えない子ども」の情報を部局横断で一元化するシステム
3️⃣ 心理・初期対応の専門職増員と、土日・夜間相談の拡充
子どもたちの命を守り、生きづらさを抱える若者を誰一人取り残さない街づくりに向けて、今回の学びを具体的な政策提案に繋げてまいります。
#行政視察 #豊橋市 #ココエール #子ども家庭センター #児童虐待防止 子ども若者支援 ワンストップ
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