2026/5/20
第3回
「不登校の子どもたちと居場所」
全国的に不登校の児童生徒が増加しています。宇部市でも同様の傾向が見られ、学校だけでは支えきれない現実が少しずつ広がっています。
不登校というと、「学校に行けないこと」に注目されがちですが、本当に大切なのは、その子どもが社会とのつながりを失わないことです。その意味で、学校以外の居場所の存在は極めて重要です。
最近では、校内ふれあい教室やフリースクール、地域の学習支援など、多様な受け皿づくりが進められています。また、下関市においては県内初の学びの多様化学校が開校しました。学校復帰だけを目的にするのではなく、「まず安心して過ごせること」を重視する考え方が広がってきました。
子どもによって必要な支援は違います。静かな場所が必要な子もいれば、人との会話を求める子もいます。一律の対応ではなく、多様な居場所の選択肢を持つことが大切です。
一方で、支援する側の負担も大きな課題です。専門人材の不足、財源の問題、保護者支援など、現場は多くの課題を抱えています。
それでも、「あの場所があったから救われた」という声は少なくありません。子どもにとって居場所とは、人生を立て直すきっかけになることもあるのです。
子どもたちが孤立しない社会をどう作るか。居場所づくりは、教育政策であると同時に、地域社会全体の課題でもあると感じます。
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アオタニ カズヒコ/69歳/男
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