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空き家再生に向けて 〜小杉まちづくり協議会勉強会備忘録〜

2021/11/21

昨日(11月20日)は、私が会長を務めさせていただいている小杉まちづくり協議会の勉強会でした。

講師には、全国空き家アドバイザー協議会会長の井上幸一先生です。

まず、冒頭、国の大型経済対策(55兆円)に言及されました。観光振興に関連して空き家対策に使える予算もあり、

「地方自治体にお金がなくても、国にはお金がある」

これを取りに行くのか、行かないのかは大きな違いであるとご指摘いただきました。

なお、こうしたお金を取りに行くには、「地域再生計画」というものを各地域で作っておくことも重要ということでした。

直感的に、私は、小杉地区でも3つの計画が必要ではないかと感じました。

①小杉駅周辺地域

射水市でも、小杉駅周辺地域まちづくり基本構想を策定済みであり、地域住民が主体となり、この構想に肉付けをおこなっていく必要があります。

②太閤山地域

射水市でも、太閤山リノベーション計画を策定済みです。計画の具体化に向けて、地域住民が主体となった取り組みが不可欠と感じます。

③里山地域

これは、必ずしも、小杉地区に限定されませんが、射水市活性化の最後のパーツは、太閤山ランドから里山(金山、池多、櫛田、水戸田)などのエリアの魅力のブラッシュアップと発信であると考えています。

今後、具体的に何か動きにできないか、仲間の皆様とも相談してみたいと思います。

そうそう、昨日は、小杉まちづくり協議会の勉強会でしたが、小杉地区選出の市議会議員(初当選の4名含む)にも参加をいただいていました。

こうした仕事に一緒に取り組める仲間が増えたことは喜びです。

また、先進地として、岐阜県養老町、大分県国東市、秋田県美郷町、岩手県遠野市などの事例も紹介いただきました。

またご講演で強調されたのは、空き家(建物)であろうと、空洞化した商店街であろうと、「どう価値をあげるのか」を考えないと意味はないということです。

空き家については、空き家バンクに売れない家をいくら載せても、売れることはない。しかし、空き家に、少し手を加えてあげることにより、一気に価値が上がり、レトロ感のあるおしゃれな住宅に変えることもできるということでした。

そのため、空き家の流通は、不動産屋がやるより、住宅メーカーがやる方が良いとの指摘があり、納得しました。

空き家の問題は、空き家という建物にどう価値を付けるのかが肝だということです。

なかなか行政が頑張っても、課題解決に至らないわけです。

政治には、こうした社会課題と民間企業を結びつけること、そして、その取っ掛かりとなる、各種支援制度を準備し、民間企業に営業をかけていく力量が今後問われるといえそうです。

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著者

永森 直人

永森 直人

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肩書 富山県議会議員(4期)、富山県議会副議長、射水市消防団・団長、小杉まちづくり協議会会長
党派・会派 自由民主党
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