2026/4/6
府中市議会議員の渡辺しょうです。
皆さんは、大國魂神社の参道でもある「馬場大門のケヤキ並木」を歩くとき、どんな気持ちになりますか?
四季折々の美しさを見せてくれるケヤキ並木は、私たち府中市民にとっての誇りであり、まさに「府中のシンボル」ですよね。国の天然記念物にも指定されている、全国的にも大変貴重な歴史的財産です。
しかし今、このケヤキたちが大きな危機に直面しているのをご存知でしょうか。
近年、毎年のように続く「猛暑」や「ゲリラ豪雨」といった厳しい気候変動の影響、そして都市化による土壌環境の悪化などにより、ケヤキ並木を取り巻く環境はこれまで以上に過酷なものになっています。
そこで府中市では、この大切なケヤキ並木をしっかりと守り、育て、次の世代へ確実に引き継いでいくため、新たな指針となる『第2次国指定天然記念物馬場大門のケヤキ並木保護管理計画』を策定しました!
これまでの保護の取り組みをさらに一歩進め、以下のような視点でケヤキ並木の保全と活用を進めていきます。
1. ケヤキの健康を守る(樹勢回復)
厳しい環境に耐えられるよう、土壌の改良や根の保護、きめ細やかな剪定などを行い、ケヤキの木そのものを元気にしていきます。
2. 次世代のケヤキを育てる(後継樹の育成)
今ある巨木を大切にしながらも、未来の並木をつくる若いケヤキをしっかりと育てていきます。
3. 市民みんなで守り、楽しむ
行政だけでなく、市民の皆さんや事業者の皆さんとともにケヤキを愛し、守っていく文化を育てます。また、歴史ある景観として、まちの魅力づくりにも活かしていきます。
今回の計画策定にあたって行われたパブリック・コメント(市民意見募集)では、残念ながら直接のご意見の提出はありませんでした。
それだけ「市に任せておけば安心」という信頼の裏返しでもあるかもしれませんが、私は、この素晴らしい財産を守っていくためには、行政の力だけでなく、私たち市民一人ひとりの「関心」と「愛着」が何よりも不可欠だと考えています。
私たちにとって当たり前のようにあるケヤキ並木の景色は、何百年もの間、先人たちが守り続けてきてくれたものです。今度は私たちが、この素晴らしい緑の遺産を子どもたち、孫たちの世代へ繋いでいく番です。
私も、この計画が絵に描いた餅にならぬよう、議会の立場からしっかりと予算のつき方や事業の進み具合をチェックし、ケヤキ並木の保護に全力で取り組んでまいります!
皆さんも、ケヤキ並木を歩く際は、ぜひ木々の様子に目を向け、府中の歴史と自然を感じてみてください。
府中市議会議員 渡辺しょう

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